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AWAを使ってみて感じた、定額制音楽配信サービスの未来は明るくなるか

2016年5月27日からエイベックスとサイバーエージェントが手がける定額制音楽配信サービス「AWA」が始まりました。
定額制音楽配信サービスについては過去記事でもまとめましたが、いよいよ日本でも複数のサービスが出揃い始めています。
参考過去記事
日本の定額制音楽配信サービス、主役はエイベックスかも
AWAが始まったことで、日本でも定額制音楽配信サービスが流行るきっかけになったと思うので、使った感想などまとめます。

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AWAとは?

まず「AWA」の紹介です。
AWAとは、定額制(サブスクリプション型)の音楽配信サービスで、サイバーエージェントとエイベックスが共同で運営しています。
定額制(サブスクリプション型)の音楽配信サービスとは、月額料金(だいたい1,000円前後)を支払うことで、ストリーミング形式で好きな時に音楽を聴くことができるサービスです。
AWAの場合は、邦楽・洋楽合わせて3,000万曲以上が配信されていますね。
「音楽配信」と聞くとiTuensなどで音楽を購入することを想像するかもしれませんが、iTunesは「ダウンロード型」の音楽配信です。
技術的な観点は省略しますが、「ダウンロード型配信」と「ストリーミング型配信」の違いを説明していきます。

「ダウンロード型配信」と「ストリーミング型配信」の違い

「ダウンロード型配信」と「ストリーミング型配信」の決定的な違いは、利用者が「音楽をデータとして所有できるかできないか」ですね。それぞれ詳しく書いていきます。

ダウンロード型配信

ダウンロード型の配信サービスはその名の通り、音楽をスマホやPCにダウンロードすることで、音楽データが保存され「自分のもの」になります。
自分が音楽をダウンロードしたスマホやPCの中に、実際のデータとして保存されますので、保存した音楽を再生して聴くことができます。

ストリーミング型配信

一方ストリーミング型の配信は、一時的に音楽がデータとしてスマホやPCに配信されますので、音楽データ自体が保存されることはありません。
あくまで音楽を聴いている時に必要なデータが一時的に配信されるだけなので、音楽データが「自分のもの」にはならないのです。

ストリーミング型配信の良いところ

今回紹介しているAWAのようなストリーミング型配信のメリットは、月額料金を支払うことで、何百・何千もの音楽を、好きな時に聴くことができる点です。
ダウンロード型配信の場合、一曲ダウンロードする場合の価格は200円〜300円が主流ですが、10曲ダウンロードしただけで2,000円になってしまいますよね。
その点、ストリーミング型配信の場合は、どれだけ音楽を聴いても価格は変わりません。
月額サービスを解約してしまうと音楽を聴くことができなくなるというデメリットはありますが、「音楽を所有する」ことにこだわりがなければ、月額1,000円前後で音楽を聴きける点が、ストリーミング型配信の良いところです。
ダウンロード型とストリーミング型の違いについては、こちらの記事も参考にしてみてください。

AWAの料金プランについて

AWAでは月額960円の「Standard(スタンダード)プラン」と、月額無料の「Free(フリー)プラン」を提供しています。
それぞれのプランでできることは以下の通りですが、参考記事もみてください。

AWAの各プラン料金と、できること・できないこと

AWAの良いところ

それでは、僕が実際にAWAを使って率直に良いと思ったところを紹介していきます。

UIやレスポンスが良い

使ってみた真っ先に感じましたが、デザインやUI、曲を読みこむレスポンスの早さなどは、すごいクオリティです。
iPhone版(iOS 8.3)のアプリで操作しました、直感的に操作でき、全くストレスを感じませんでした。
LTE環境の場合だと、さすがに夜の新宿駅など回線が混み合っている場所では若干読み込みに時間がかかりましたが、それ以外は読み込み含めスムーズです。

プレイリスト機能が良い

好きな曲を選んで自分だけのプレイリストを作ることができます。
作っているだけで楽しくて、あっという間に時間が過ぎたほどです。
で、自分の作ったプレイリストを公開できたり、他の人のプレイリストをお気に入り登録できるのですが、自分の作ったプレイリストが誰かのお気に入りに登録されると通知が届いたり、 ☆の数が増えるので、なんとなく良い気分になれます!笑

RADIO機能が良い

年代別やジャンル別のヒットソングや、自分が今聴いている楽曲と似た雰囲気の曲を自動で流してくれます。
これは、今まで聞いたことのない新しい音楽に、自分で探すことなく出会えるようになるので、良い体験だと思います。
気に入らない曲はスキップして次へ次へと進めるので、便利でした。

有料制なので広告がない

はい、やっぱり広告無しはストレスを感じませんね。
有料サービスならではです。

AWAの残念なところ

逆に、以下のような理由から、このままだと月額料金を払ってまで使ってもらうには厳しいと思っています。

本当に聴きたい曲がない!

この理由は、たぶん政治的なあれですね。
一応、今回のAWAには以下のレーベルが参加しており、スタート時点で100万曲、2015年末までに約500万曲、2016年末までに1,000万曲の楽曲を提供するとアナウンスされています。

・株式会社KADOKAWA
・クリムゾンテクノロジー株式会社
・株式会社JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント
・株式会社スペースシャワーネットワーク
・株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント
・株式会社テイチクエンタテインメント
・株式会社徳間ジャパンコミュニケーションズ
・株式会社ドリーミュージック・
・日本クラウン株式会社
・日本コロムビア株式会社
・株式会社バップ
・株式会社フォーライフ ミュージックエンタテイメント
・株式会社ポニーキャニオン
・株式会社ミュージックマイン
・ユニバーサル ミュージック合同会社
・株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
・エイベックス・ミュージック・クリエイティヴ株式会社

しかし現状では、独立系レーベルとかで参加していないところもたくさんありますし、アーティストによっては曲がありません。
ちょっと検索しただけでも、特に邦楽系で出てこないアーティストがいくつかありました。
<2016年12月28日追記>
「AWA」「LINE MUSIC」「Google Play Music」「Apple Music」「Spotify」のみの比較ですが、過去記事も参考にしてみてください。

まとめると

現状、多くの定額制音楽配信サービスが登場していますので、他の音楽の入手手段には無い、「特別な何か」が無いと、月額料金をもらうには正直厳しいかもしれません。
例えば、せっかくサイバーエージェントが運営しているので、SNS的なプレイリストをもっと改良して、「お気に入りへの☆の数が何個以上になったら、プレイリストが再生される度にユーザーにも還元される」とか「オリジナルアルバムが発売される」とかやれば、ユーザー自身も作り手になって楽しむ人が増えるかもしれません。
あるいは、アーティストやレコード会社側もYouTubeやSound Cloudといった無料配信からは一切音源を引き上げて、全て有料にするという思い切った判断が今後あるかもしれません。AWAでの独占配信ってやつですね。
個人的には、「独占配信」は今の時代において意味がないと思っているので、そういったやり方には反対ですが。
参考過去記事
デジタル音楽市場における「独占配信」、もはや幻想に?
なんにしても、こういった定額制音楽配信サービスは、アーティストやレコード会社にとっても意味のあるサービスなので、本当に流行って欲しいと思っています。
でも現実に目を向けると、やっぱり「お金を払ってまで」には、やはり何かが足りていないと改めて感じました。
みんな、どんな音楽体験を求めているんでしょうね。
そもそも音楽に何を求めているのでしょうか。
少し締まらない終わり方になってしまいましたが、AWAには無料トライアル期間もあるので、是非一度使ってみてください!

AWA - 音楽ストリーミングサービス

AWA Music - 音楽聴き放題(アワミュージック)
開発元:AWA Co. Ltd.
無料
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