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メタルが席巻、ベトナム発のおすすめバンド5選
photo by Sabin Iacob

アジアのロック事情という名目で、前回の「中国で活動するバンド」に続き、今度はベトナムを調べてみました。

僕の無知から始まったこの不定期企画、日本以外のアジアにも「バンド」という形式の音楽はあるのだろうか?という疑問から調べるに至っています。

結果は過去の記事を見てもらっても分かるように、アジアにも素晴らしいバンドがたくさんありました。本当にお恥ずかしい限りです。。

ということで、今回はいざベトナムへ。

そもそもベトナムの音楽事情はどうなっているのか、アジアのミュージックシーンの音楽チャート「Music Weekly Asia」で調べてみたところ、欧米のポップス系を中心にヒットしているようです。

バンドとしてはMaroon 5が上位に食い込んでいますね。

ベトナムのアーティストとしては、2位に「Quynh Anh」というアーティストがランクインしていますが、ベトナムで有名なタレントオーディション番組から登場したベトナムの歌姫のようです。

チャートを見る限りベトナム発のバンドは上位にランクインしていなかったのですが、調べてみるとかっこいいメタルバンドがたくさんいましたので、紹介します。

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1. Ngu Cung

プログレ系のメタルやロック、例えていうならば「Journey」を彷彿させるバンドサウンド「Ngu Cung」です。
それ以外にもビブラードしまくりのシャウトが効いているLAメタルのような曲もあります。

紹介する音源の1曲目ですが、重ためのロック調のリフにノっていると、曲の途中でいきなりバラード調に豹変します。これは意表をつくアレンジですね。
この変わりっぷりは、あまり聞いた事がありません。

そして、そんな曲のつなげ方でメタルに戻るかという戻り方もします。

その他にも歌モノ系バラードやロック調の曲など幅広く演奏しているようです。
メンバーには鍵盤担当もいるようで、基本的にどの曲にもピアノの音が入っていますね。
王道のメタルバンドです。

Ngu Cung

2. Black Infinity

有名なベトナムメタルのバンド「Black Infinity」です。

こちらもパワーメタルとかプログレメタル系がルーツでしょうか。
バリバリのメタルサウンドで、ラウドパークとかに出場してても自然なくらいの超絶クオリティです。

このバンドもやはり鍵盤がメンバーに入っており、シンフォニック系の曲も演奏していますね。その他、バラード調の曲であったり、楽曲のアコースティックアレンジなども公開されており、楽しんで聴くことができました。

ベトナムNo.1メタルバンドの名前の通り、素晴らしいバンドです。

War of Souls

3. Seismic Origin

続いても、メタルバンド「Seismic Origin」です。
基本的にベトナムメタルのバンドは、メンバーに鍵盤が入っていてプログレやシンフォニック系を演奏しやすい構成になっているみたいですね。

このバンドは、他のメタルバンドよりかなり重ためでデスボイス満載になっており、メロディック・デスメタル的な一面もあります。

重たい音が好きな人にはオススメのバンドです。

FLY

4. White Noise

メタル疲れをした方、ご安心ください、歌モノバンドもあります。

こちらはクリーンサウンドのギターと伸びのある女性ボーカルが印象に残る「White Noise」です。もともとはアコースティックバンドのようです。

公開されている楽曲はカバー楽曲ですが、落ち着いたエイトビードやアルペジオギターなど、爽やかロックの真骨頂みたいなバンドです。ギターの音も一切歪ませることなくクリーン一本で勝負しているようですね。

メタルは聴かない!という方は、聴いてみてはいかがでしょうか。

White Noise

5. 9th Dimension

そして最後にまたメタルに戻ります。
メタルというよりは、どちらかというとハードロック色が強い「9th Dimension」です。

それにしてもメタルやハードロックのギタリストは、やはりフライングVを使うのか。。
PV上でVを演奏する姿が様になっています。

ピロピロサウンドと鋭いピッキングハーモニクスといった要素をふんだんに楽しむことができます。

ハードロック好きにはオススメのバンドです。

Horizon

終わりに

おそらくですが、僕がもっとベトナム語を勉強して調べれば歌モノ系バンドも出てくると思いますが、半日かかって調べた結果、ベトナムのバンドはメタラーが多いようです。

こうやって調べていると、やはりどこの国や地域にもメタルバンドは存在するので、世界でもっとも多いバンドマンは、メタラーなのではないかとすら思ってきました。

今後も不定期ですが、アジアのバンドを紹介していこうと思います。

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