バンドマンに絶対音感は必要?相対音感との違いは?

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今日は小ネタ的に絶対音感・相対音感の話。

絶対音感」、バンドマンだけでなく音楽をかじっている人間だと憧れる言葉ですよね。

よく「あのバンドは全員が絶対音感がある」とか「俺、絶対音感あるんだよね〜」というバンドマンの話など聞きますが、本当に絶対音感を持っている人は、そんなに多くいるのでしょうか。

というか、そもそもバンドマンに絶対音感は必要なのか、またそれは本当に絶対音感なのか、相対音感とは何が違うのかについて、僕の思い出とともに書いていきます。

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絶対音感の定義とは

多くを語る前に、まずは「絶対音感」の定義を紹介してみます。

絶対音感(ぜったいおんかん、英語:perfect pitch)は、ある音(純音および楽音)を単独に聴いたときに、その音の高さ(音高)を記憶に基づいて絶対的に認識する能力である。

引用:Wikipedia

・・・なるほど。

分かったような分からないような。

絶対音感の定義や精度は幅が広い

ここからもう少し掘り下げますが、「絶対音感」にも精度があり、その幅はかなり広く、大まかに分けても「絶対音感」は下記の3種類に分かれると言われます。

  • 1)ピアノやギターなど、楽器の音なら音程がわかる人
  • 2)生活音など、あらゆる音が音程に聞こえる人
  • 3)周波数(キロヘルツ単位)で音程が分かる人

・・・どうでしょう。

なんというか、2)や3)の人は完全で精度の高い絶対音感持ちだと思いますが、1)の人って、音楽をかじっている人やバンドマンであれば、周りに結構いませんか?

なんなら僕もできますし、特にずっと弾いているピアノの音であれば、ほぼ100%間違えることは無いと思います。

でも僕は「絶対音感」を持っているとは思ってないんですよね。

では、僕が持っている音感は何なのでしょうか。

音を相対的に比較する「相対音感」がある

ここで出てくる音感が「相対音感」です。

またまたWikipediaを引用し、定義を紹介してみます。

相対音感(そうたいおんかん、英語: relative pitch)は、基準となる音(純音および楽音)との相対的な音程によって音の高さを識別する能力である。

引用:Wikipedia

そうなんです、基準となる音から「相対的」に音を比較して識別するのが「相対音感」なんですよね。

僕自身は、楽器の基準音である「A(ラ)」の音程や、ピアノの「C(ド)」の音程が記憶の中に染み付いているので、その音と比較して音程を識別しています。

いやいや、記憶の中の音で判別してるなら、やっぱり絶対音感だよね」って突っ込みたくなるかもしれませんが、これが違うんですよ。

うまく言葉では言えないですが、どこかで基準音と比較して相対的に判別しているんです。

一瞬、考える時間があるんですよね。

もちろん僕みたいにややこしい比較をせずに音を判別する「絶対音感持ち」の人もいると思いますが、多くのバンドマンは厳密には、僕と同じ「相対音感」持ちだと感じています。

「相対音感」があれば基準となる音と比較して音程を判別するので、曲の耳コピやスケールの展開など問題なくできますからね。

多くのバンドマンは自分では意識していないと思いますが、長い間楽器を触っていれば、ほとんどの人に「相対音感」が身についていて、普段のバンド活動で使っているはずです。

では、バンドマンは「絶対音感」と「相対音感」のどちらが良いのか、僕の実体験と共に書いていきます。

実際にあった、絶対音感は「ピアノのキーを下げて弾けない」話?

昔、絶対音感を持っているピアノ弾きの方と暇つぶしのコピーバンドを組む機会があったのですが、原曲のキーが高くてボーカルが歌えないということがありました。

そこで、「キーを下げてコピーしよう」という話になったのですが、ピアノ担当が「キーを下げると分からなくなる」と言いだしたことがあります。

・・・???

初めは何を言っているか全く分からなかったのですが、その人曰く、「自分の中で原曲の音(原曲キー)が頭から離れないので、キーを下げて弾くこと自体が頭の中で不協和音に聞こえる」らしいです。

・・・なるほどよくわからん。

僕は、それがどういった状況なのか全くわからなかったですが(未だにわかりません)、とにかく弾けないの一点張りだったので、結局その曲のコピーは諦めました。

人生において精度の高い絶対音感持ち(生活音が音程に聞こえる)の方は、その人としか出会ったことがないので、真相は闇の中です。

この話はすべての絶対音感持ちの方を指しているわけではなく、あくまで僕の実体験なので、一例として捉えてください。

耳コピや楽器の演奏、バンド活動には「相対音感」で十分!

いかがでしょうか。

ここまで読んでいただいた方には分かるかもしれませんが、必ずしも「絶対音感」はバンド活動にも必要なわけではないです。

なんなら「相対音感」も必須というわけではありませんが、先ほども書いた通り、「相対音感」があれば耳コピに役立ったりアドリブのリフ展開、スケールの転調など、いろいろな音楽シーンで役立ちます。

しかも「相対音感」は、「記憶の中の音と比較して音程を判別している」ので、大人になってからでも十分トレーニングで鍛えることができます。

今からバンドを始めようという人も、初めのうちは絶対音感・相対音感は意識しなくても大丈夫ですね!

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