EDMブームは終わりに向かう?アメリカで2つのフェスが中止!

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photo by Kevin Cortopassi

今年に入ってから、EDM界隈において、海外の大型フェス中止のニュースや、EDM運営大手のSFX社の破産など、あまり良くないニュースが飛び交っています。

日本においては、2016年は日本で2回目の開催となる「Electric Zoo Beach Tokyo」、同じく3回目の開催となる「electrox」や「Ultra Japan」、また(中止の噂なども出ていますが)2016年に日本で初開催となる「EDC JapanEDC Japanは正式に開催延期のアナウンスがありましたなど、今年がまさにピークを迎えている感のある「EDM」ですが、海外・アメリカに目を向けると少し勢いを失っているようにも見えます。

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3月になってから2つの大型フェスが中止を発表


3月に入ってから立て続けに飛び込んできたニュースですが、一つ目は、3月の頭に発表された「TomorrowWorld」の中止です。

2013年からアメリカ・ジョージア州で開催されていた大型EDMフェスですが、中止の理由詳細は明らかにされていません。「諸般の事情から今年は開催できない」とのアナウンスがあったのみです。

諸般の事情の背景ですが、冒頭にも書いた通りTommorroWorldを運営していた「SFXエンターテインメント社」が、今年2月に破産を申請していたこともあり、そういった事情から開催が難しくなったのかもしれません。

また、もう一つのフェス中止発表として、先週末、こちらも2012年からアメリカ・ジョージア州アトランタで開催されていて、昨年には「Zedd(ゼッド)」や「Chet Faker(チェット・フェイカー)」といった大物トラックメイカーを呼んで盛り上がっていた大型のEDMフェス「CounterPoint Music Festival」が、「今年は中止する」と発表しました。

こちらも中止の理由は明らかにされていませんが、公式FaceBookやオフィシャルサイトでは「悲しいことに中止になってしまったけど、なんとか再開できるよう模索しているので、しばらく待ってね」と案内されています。

どちらもアメリカ・ジョージア州で開催されていたフェスというのはたまたまかもしれませんが、いずれにしもて2つのフェスが中止になっていることは事実です。

Googleトレンドの「EDM」「EDM MUSIC」の検索数


そして、僕がEDMの勢いがなくなっていると考えるもうひとつの理由は、「EDM」というワードの検索数の減少です。

以前、「日本でのEDM人気はGoogleトレンドからの検索で分かる」という記事を書きましたが、同じ手法でアメリカや海外のトレンド状況も調べてみました。


以下が実際にアメリカのGoogleで「EDM MUSIC」というワードで検索されているトレンドを調べてみた結果ですが、伸び悩んでいますね。


EDM」というワードだけでも同様の結果になります。見事に似たようなトレンドを辿っています。


ちなみに、同様に「EDM」というワードの、日本における検索トレンドも調べてみましたが、やはり日本では、現在進行形でピークに向かっていますね。


今後も、「EDC (Electric Daisy Carnival)」「Tomorrowland」「Ultra Music Festival」といったいわゆるEDM3大フェスが開催されている内はEDMも安泰かもしれませんし、多くのフェスの中から2つが中止になっただけで「EDMブームが終わっている」と言い切ることはできませんが、2007〜8年頃にアメリカで登場した「EDM」という新ジャンルも間もなく10年目を迎えます。

音楽は10年周期説」を唱えるわけではありませんが、EDMがジャンルとして定着するかどうか、確実に転換期がきていますね。

<2016.5.19追記>

EDMのサブジャンルとして「トロピカルハウス(Tropical House Music)」が注目されていますので、こちらも参考にしてください。

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