BLANK BUCKET、バイオリンと奏でるロック

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photo by Alice Carrier


<追記>

残念ながら、2015年10月に解散していますが、バイオリンの方が新しいバンドで活動しています!

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2010年10月結成で、都内だけでなく全国のライブハウスで活動されている「BLANK BUCKET(ブランクバケット)」さん。既に全国流通のCDも出しており、現在も全国ツアー真っ最中と波に乗って活動している。

その音楽は、ギターボーカル、ベース、ドラムにバイオリンを加えた4ピースバンドと、あまり見ない構成で奏でられている。

非常にキャッチーなメロディーや疾走感と厚みのあるバンドサウンドで、その中に混ざっているバイオリンが印象に残った。

ギターロックとバイオリンの科学反応


この組み合わせ、これまで聴いたことがあるだろうか。

僕が最初に「ロックバンド+バイオリン」に出会ったのは、「LUNA SEA」だ。
でもこれはロックバンドの中にバイオリンが入っているというよりは、SUGIZOさんの独演に近い思い出がある。バンドサウンドに溶け込んでいると言うにはちょっと違う。

その次に出会ったのが、アメリカのロックバンド「Yellowcard」だ。
このバンドは、洋楽ロックサウンドの中に自然とバイオリンを溶け込ませていると思う。例えば、「For You, And Your Denial」という曲など、完全にバイオリンが馴染んでいると感じる。

そして、この「BLANK BUCKET」さん。

このバンドさん、バイオリンが馴染んでるとかじゃなくて、なんならバイオリンが前面に出てきているじゃないか。バイオリンがリフではなく、リードギターみたいになっている。

さらにバンドとしてもバイオリンだけでなく、エッジの効いたギターやゴリゴリのベース、タイトなドラムと全体の音もしまっており、歌物ギターロックにバイオリンという新しい感覚で、かなり聴き入ってしまうサウンドだ。

そして、とにかくバイオリンの弾き方がカッコイイ。
むちゃくちゃ楽しそうに弾いてる。正直これはズルいと思うし、絶対に惚れている人がいるはずだ。

バイオリンを全面に押し出すという構成で新しいジャンルを攻めている、注目のバンドさんだ。

深呼吸


ゴリゴリのベースラインから始まる一曲。
イントロリフはまさに邦楽ロックといった印象だが、そこに乗っかるバイオリンがリードギターのように良い味を出している。

Aメロ後半などではリフっぽいバイオリンも鳴っているのだが、やっぱりシンセのストリングスでは出せないような鋭い音が出ていると思う。これは、「バイオリンがメンバーにいる」と分かった上で聴いているからそう思うのかもしれないが、その後の間奏やソロ部分なんかも、やっぱりバイオリンの音を聴いてしまう。

特に間奏部分なんかは、重ためのロック系ギターリフと伸びのあるバイオリンの音で独特な世界観になっている。邦楽ロックシーンに新しい「バイオリンロック」というジャンルを作るという意気込みを感じるような、こだわりを持った世界観のある音楽だと思う。

深呼吸


スタンドバイミー


待望のオリジナルアルバム「LOST FUTURE」に収録されている楽曲で、先日YouTube上にMVが公開された一曲。

曲の始まりからバイオリンが効果的に鳴り響き、Aメロは轟音系のギターロックサウンドとなっているが、Bメロに入るとまたバイオリンが存在感を出し始め、そのままサビにつながっていく。

しかし、この曲はかなり正統派のロックナンバーになっており、本当にバンドサウンドとしてもかなりバランスが良いと感じた。

ついついバイオリンに注目して聴いてしまいがちだが、ボーカルの声も力強さがあり曲の雰囲気に合っている。特に最後の大サビ前の部分なんて、一瞬ボーカルのみになるシーンがあるが、息を吸い込む音までカッコいいと感じた。

バンドとしてバイオリン抜きでも十分かっこいいが、そこにバイオリンが入ることでカッコよさが2倍にも3倍にもなっているといった印象だ。

今年、本当に注目したいバンドさん「BLANK BUCKET」。

スタンドバイミー


Official Website


http://blankbucket.aremond.net/
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