地下アイドルに見るバンドの収益化

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photo by tecking

バンドとアイドル・・音楽性やその方向性においては、はっきりと区別をつけたくなるところもありますが、パフォーマンスを繰り返しファンを増やして売れていくというストーリーはどちらも同じです。

「インディーズアイドル」という言葉が使われていたので、今日はこんな記事をもとにバンドの収益化を考察してみます。

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地下アイドル ライブ会場で物販に精出し月収19万円が平均か

 マスメディアに露出せず地道に活動を続けているアイドルがいます。地下にあるライブハウスを中心にライブ活動をしている彼女たちは「地下アイドル」、ときには「ライブアイドル」「インディーズアイドル」などと呼ばれます。

---中略---

ちなみに多くの職業がそうであるように、地下アイドルも収入に個人差があり、下は活動すればするほど赤字になる人から、上は月収100万円という方まで様々です。私の所感ですが「大卒の初任給」や、「ひとり暮らしできるくらい」という反応が多いので、ざっと19万前後が平均という感じでしょうか……。収入が高い地下アイドルほど、知名度が高いとも限りません。

彼女たちの主な収入源はライブ会場にあります。ライブでの収入というと、真っ先に出演料を想像されるかと思いますが、地下アイドルに固定のギャラが支払われることは滅多にありません。彼女たちの主な収入源は、ライブ終演後の物販なのです。

引用元: NEWSポストセブン (http://www.news-postseven.com/archives/20150321_310293.html
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月収が19万円もあるのか


この記事を最後まで読んで正直最初に思った感想は、「平均で19万円/月も収入があるのか。」というものでした。アイドル活動だけの収入の平均なのかその他収入も合わせての収益なのかがはっきりとわからないところですが、とにかく驚いたの一言です。

前回「初ライブ!どうやってライブに出演するのか?」こちらの記事でノルマ制については少し触れていますが、集客だけでバンドが収益化することは、毎月かなりのライブ本数をこなし、それぞれのライブにいつも相当数のお客さんが来てくれるようなバンドでないと、ほぼ成り立たないです。

そこでバンドの場合も、会場限定でCDを販売したりTシャツや缶バッジなどグッズを作成しているバンドがほとんです、それらの収入を合わせても19万円も稼げるようなインディーズバンドは、ほとんどいないと思います。

アイドルとバンドの違い


冒頭で書いたように、アイドルもバンドも「パフォーマンスを繰り返しファンを増やして売れていくというストーリー」は共通しています。
CDや音源が売れなくなったり、ライブでの集客が難しかったりとそこはバンドもアイドルも同じです。

では、何が決定的に違うのか。

僕の持論ですが、「人が求める価値が変わってきている」ことと、「ファンとのコミュニケーション」の差がそこにあると思います。

アイドルはいち早く、握手会やオフ会といったファンとの交流を実施していきました。そうやってファンが直接コミュニケーションをとれることこそを価値として、収益化を実現しています。ライブへの集客も、コミュニケーションがメインとなっています。

人は価値のあるものにしかお金を払いません。

音源、音楽としての価値はもちろん大事ですが、それだけでは人が満足しなくなってきていると思います。
現状に満足せず、「より良いもの」「もっと良い体験」を求めるのが人間ですからね。

バンドに関しても良い体験を提供できるよう、音楽だけに拘らずバンドとしてトータルパッケージで商品を提供できるようにならないと、もはや収益化は厳しい時代になっていますね。

終わりに


今回は「収益化」というテーマをメインに投稿しました。
今や音楽シーンはアーティスト側だけでなくライブハウス側の運営も厳しくなってきています。

「純粋なバンドとしての収益化」と「音楽としての価値」はまた別物だとは思いますが、ライブハウスで見るパフォーマンスや聴く音楽ももっと良い体験の一つだと思います。

そこにプラスアルファとしてライブハウスにくるとさらにコミュニケーションが取れるといった価値をバンドとしても考える必要がありますね。
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