バンドマンは、いつから恋愛において評判が悪いのか?

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昨日に続き番外編です。

最近「あ、バンドマンの元カレを○したい!バンドマンの元カレを○す5つの手法」というものがTwitterで流れていたので読んでみたところ、面白い内容だったので、興味がある方はリンク先の元ネタを是非見てください。

※ ○はこちらで伏字しました。。。

しかしそこで思ったのですが、 バンドマンはいったい、いつから恋愛において評判が悪いのでしょうか。

1年ほど前には「彼氏にしてはいけない3B」として「バンドマン」「バーテンダー」「ベーシスト美容師」として扱われるなど、その評判は最悪なものです。

おまけにGoogleで「バンドマン (スペース)」と入力すると「バンドマン  彼氏」「バンドマン 彼女」「バンドマン 結婚」などと恋愛系のサジェストが出てきます。そして、その検索結果たるや散々な内容のページが表示されるというお決まりのパターンですね。



検索結果に表示される記事タイトルにも悶絶することながら、さらに「他のキーワード」として、涙が出そうな内容が候補として表示さます。



何故、ここまでバンドマンは忌み嫌われるのか。
「収入が不安定」「将来が不安」など金銭的な面はまだ分かります。確かに大変です。

しかし、「チャラい」「浮気しそう・軽そう」「大変・苦労しそう」というイメージ。

もちろん、火のないところに煙は立たないという言葉の通り、多くの方々の実体験が元に広まっていると思うのですが、いったいいつからこんなイメージがついた状態なのか興味が出たので調べてみました。
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バンドマンの歴史




そもそもバンド形式のアーティストが日本に登場したのは1965年頃。
1970年代に入るとサザンオールスターズやRCサクセションなどのグループサウンドが登場し、バンドサウンドの礎を作りました。

その後1980年代には、BOØWY、レベッカ、プリンセス・プリンセス、X、さらにはTHE BLUE HEARTS、ユニコーン、JUN SKY WALKER(S)、THE BOOMといったバンドが一気に登場し、TBS系の「イカ天」など音楽番組が大流行したこともあり、日本にバンドブームが本格的にやってきています。

そしてその後はCDが最高に売れた1990年代を迎えGLAYやL'Arc-en-Ciel、LUNA SEAといった僕が影響を受けたバンドが登場してくるわけです。

また80年代終わりから90年代にかけては、いわゆるビジュアル系バンドも多く登場してきており、バンドマンの見た目が華やかという印象はこの辺りから定着し始めていますね。

では、いったいどこからバンドマンとファンの繋がりは始まったのでしょうか。

ライブハウスの登場




1975年頃にキャパ300人程度の「屋根裏」と呼ばれるライブハウスが渋谷や下北沢などに登場します。
そしてその後、全国に同規模のハコと呼ばれるライブハウスが次々と出てくるわけです。

こういったハコライブハウスが登場したことで、それまではテレビやラジオの中の人であったバンドとファンの距離はぐっと近くなり、接点も増えていったことでしょうね。

「出待ち」や「おっかけ」などもこの辺りから登場しており、ライブの打ち上げにファンが混ざる機会も増えました。そうやってバンドメンバーと親密になり、くっついた・離れた、捨てられたといったことが繰り広げられたことでしょう。

残念ながらそういったことは人伝いに聞いた内容しかなく、当時の記録などはインターネットで検索しても当然出てきません。ネット上に残っている記録では2000年に某巨大掲示板に「バンドのXXがファンに手を出した」とかいった類のスレッドが立っているくらいでした。

マンガから調べてみる


マンガが流行って実際に流行る、流行っているからマンガになるのどちらのパターンもあり得るが、どちらが先かはともかくマンガは世間を反映させる作品が多いです。

そしてバンドマンを描いた漫画には、恋愛要素が高確率で出てきます。
それも純愛というよりは複雑に絡まりあった恋愛要素、二人の恋愛には常に困難が待ち構えているという描写が描かれることが多いですね。

これもきっと、事実そういったことが起こっているから、マンガのテーマとして描かれるのではないでしょうか。

ということで遡ってみたところ、バンドブームがやってきた1980年代には、バンドを主題とした漫画「気分はグルービー」や「緑茶夢」などが登場するが、どちらの作品も高校生バンドが音楽を通じて成長していく青春漫画でした。

恋愛要素も描かれたりしていますが、これはスポーツ漫画でいう「エース」と「マネージャー」といった扱いで、主人公とヒロインの青春を描いていました。

まぁバンド内での恋愛も、バンドを壊滅させる要因として有名ですが。。。

しかしその後、1985年に少年サンデーにて連載された「TO-Y」というマンガに、ターニングポイントをついに見つけました。

主人公はイケメンでロックバンドのボーカル、従姉妹でアイドルだが主人公と恋愛関係のヒロイン、おっかけのファンという三角関係が描かれる。さらには主人公とヒロインの恋愛関係を売名の為に暴露されるなど、恋愛に壁は付き物という要素を盛り込んでいるではないですか。

  • イケメン。バンドのフロントマン。モテる。

  • アイドルとの禁断の恋を現在進行中。

  • おっかけが自称愛人を名乗って登場する。


  • など、ついに「バンドマンはモテる」「バンドマンとの恋愛は大変だ」という要素が登場しましたね。

    これはバンドマンとの恋愛をするイメージが、この時点である程度出来上がっているということではないでしょうか。

    その後1988年に登場する「3-THREE-」などでもこういった恋愛要素は描かれ、90年代に入ると「快感フレーズ」や「NANA」といった過激で複雑な恋愛要素を描いた漫画も登場してきます。

    まとめると・・


    こうやって調べてみてものの、「結局、じゃあいつから」と正確なことは分かりませんでしたが、1985年頃には確かにイメージがあったのでしょう。

    でも、まぁきっとバンドが出てきた頃からそうであったのでしょう。

    繰り返しになりますが、火のない所に煙は立ちませんからね。。。

    調べれば調べるほど、「バンドマンは本当にモテるのか」、そうではなく「モテる人がバンドをやるのか」、はたまた「本質的に何故バンドマンはチャラいのか」と色々疑問が湧いてきましたが、そういった理由まで探る気力が今回はなかったので、また改めて調べてみます。

    しかし、いつかバンドマンのこういったイメージが無くなる日が来て欲しいものです。切実に。

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